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3.それぞれのメリットとデメリットは?

 

受水タンク方式
○メリット
○水道工事等による断水や災害時(但し、破壊されていなければ)タンクに貯水してあるだけの水量は生活用水として利用可能である。

×デメリット
×受水タンクの点検・清掃を怠ると水質が劣化してしまう。
×受水タンクへ注水するため、水道本管の圧力が解放されてしまい、そのエネルギーを有効利用できない。

 

増圧直結給水方式
○メリット
○受水タンクが不要のため、省スペース化・省メンテナンス化が図れる。
○安全でおいしい水の供給が可能である。
○水道本管圧力を有効活用できるため、省エネ効果が期待できる。

×デメリット
×貯留機能がないため、水道管工事等での断水や災害時に備え、飲み水を用意しておく必要がある。

4.増圧直結給水方式の実施状況(東京都)
1995年(平成7年)10月に初めて増圧直結給水方式が認可されてから、設置件数は年々増加し(グラフ参照)、2000年度末までの東京都での設置累計件数は、11,250件となっています。このうち約66%が住宅専用、21%が店舗併用住宅で、雑居ビル等非住宅は13%でした。
(東京都水道局データより)

 

★水道行政の最近の動き
安全でおいしい水をそのまま飲んで欲しい

東京都水道局では、比較的規模の小さなマンションでの有効な水質対策(※)として直結給水方式の導入を積極的に進めている。背景には、95年にこの方式を認可してから順調に設置件数を増やし、水の安定供給を続けているという水道局の自信がうかがえる。
また東京都では92年から水道水の水質を向上させるため高度浄水施設の導入を順次進めている。この施設では、通常の浄水処理では十分に取り除けなかったカビ臭の原因物質やカルキ臭のもととなるアンモニア性窒素などを、オゾンと活性炭によって除去できるという。
水道行政は、高度化処理した水を直接蛇口まで供給する方向に向かっているといえる。厚生労働省は、「受水槽からでも安心して水を利用できる仕組みを作り上げること」と同時に、「水道事業者(水道局)が蛇口までの水質に責任を持て、水質面の不安が解消されることになるので直接給水方式の普及を積極的に支援していくこと」が重要だとしている(生活環境審議会・水道部会報告)。
※貯水槽全体の8割をしめている容量10m3以下の小型貯水槽(およそ20戸以下)は、定期清掃等の規制がなかったため、清掃をしていないものが半数とも言われていた。今年の6月に改正水道法が成立し小型貯水槽も規制対象になった。改正法は来春にも施行されるが、具体的な規制は市区町村の条例に盛り込まれることになっている。

 

 

 

 

  

 

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